お墓参り

火曜日は用事があっていけなかったので、今日新宿区にあるお寺へとお墓参りに両親と、終業式を午前中に終えた一等兵と私とで行ってきました。お墓は、二日前に供えられた花で一杯でした。普段は気味が悪い墓地も、昼で一面に花が供えられているとちょっと違った空間に感じられました。墓の中に眠っているのは、母方の祖父母と伯母。明治30年代生まれの祖父母と私とでは、同時代を生きたという感覚はほとんどなく、むしろ差異や不連続性の方が目立ちます。以前、祖母が生きていた頃に、祖母-母-私の三世代の距離感のようなことを話題にしたことがあるのですが、母は戦争経験という一点を強調して、戦前/戦後の差異を強調したのですが、私から見れば宮城県のムラで育った祖母と、東京で生まれ育ちほんの一時期宮城県に疎開生活をしていただけの母との差異もかなりのもの。墓参りや祖先ということから、何が一族とか歴史、連続性というものが前面に出てくるような気がしなくもないのですが、冷静に考えてみると、祖母と母にしても、私と母にしても、そして私と一等兵にしても、この4世代のつながりは非常に脆い、危ういようなものの上にかろうじて成立しているようにしか感じられません。だから、墓参りして、脆さを繕っているのかなぁ。とりあえず、一等兵が無事元気で一年生を終えたことを報告してきました。

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by the-third-blog | 2006-03-23 19:48 | エンドレスな日常