もう九月も半ばに

 どんなに世界が変化しても、時間を早めたり遅くしたりするのは無理かとおもいますか゜、それにしてももう震災から半年が経ちました。

 この夏休みも、これといったことはありませんでしたが、娘を連れてシアトルの知り合いのところで一週間すごすことができたのは、これまでにない夏休みの出来事でありました。34年前にホームスティした家族のところに自分の娘を連れていくとは、夢にもおもっていなかったので、感無量であった反面、自分の思い出の風景の中に子供が加わってきたことで、これまでにない感覚というか不思議な経験でもありました。また、それ以上にホストファミリーとの関係が34年間続けてこれたこと、二世代の交流へと広がったことが、なによりうれしかったことです。ただ、この34年の関係を続けてきてくれて、今年67才になるペリーさんが余命一年ほどであるという、つらい現実もあり、手放しで再会を喜ぶという旅行ではありませんでしたが・・・。

 たった一週間ほどの短い滞在ではありましたが、知り合ってからの積もる話もいろいろとできたし、近所関係や友人関係、親戚関係など、ホストファミリーの日常を垣間見ることができましたが、その中でも夫の死後に一人になったときの、心の準備もしているラモナさんとの話が、やはりこころに残っています。家族との関係、仕事、教会、定年後の人生、まだまだ話足りないことは山ほどありましたが、そもそも一週間で語りきるのは無理というものでしょう。おまけに、ノースダコタからシアトルに引っ越してきてからの、ライフヒストリーも聞こうとしたので、欲張りすぎて、何かまとまったことはできませんでした。生き方、考え方、感じ方、同じ時代を共有しつつも、根本的なところの差異がありつつ、それでも一人の人間が生きるということの、楽しさや難しさにどこか共感できる年に私もいつのまにかなってきたような気がしました。

 子育てを終え、親を看取り、余命一年の宣告をされた夫と過ごし、今後の生活についていろいろと話してくれたラモナさんとは、一生の付き合いになりそうです。またその娘のアンドレアにも今回はいろいろと娘たちがお世話になりました。細くとも長くこれからもお互いに関心を持ち続けていければとおもいます。

 彼らの年齢になる20年後、私は何をしているのか・・・・彼らのように、心豊かな生活をしているだろうか、やはり毎日の積み重ねなしには、難しいでしょう。





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by the-third-blog | 2011-09-14 12:03 | 家族点描