9.58秒、または100m=41歩の世界

  100mを9.58秒で走るなんて・・・・・北京オリンピックのときは余裕で9.69だったから、もう少しは早いタイムが出るとはおもっていたものの、すご過ぎます。隣を走ったタイソン・ゲイも9.71とアメリカ記録を出したものの、それが霞んでしまう記録であります。2人の違いは、素人からみるとコンパスの違いのようにも見えました。同じ回転をしても一歩一歩の数センチが0.13秒の差をつくってしまったように見えましたが、コンパスの長いものを同じ回転させること自体が、やはり世界一なのでしょう。ちなみに、100mを41歩で走っているそうで、単純計算では一歩が2.44ぐらい。あんなに速く回転していると同時に、2.45m走っている・・・超人しかできません。カールルイスとかベンソンとか、10秒を切ることが神の世界のように言われていたのが、神の世界にいないと決勝戦にも出られないなんて・・・。

でもゲイがレース後のインタビューで「レースに負けて失望しているが、ベストを出せた。不満はない。ボルトが世界記録を更新できたのはうれしく思う」というところには、敗者の美学のようなものを感じました。
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by the-third-blog | 2009-08-17 14:55 | 社会の出来事